友人たちの大きなひとり言

鼻高々 こうへき、です。 仕事にかまけて、ブログを疎かにしております。 さて、今日は、ぼくの友人たちの大きなひとり言についてお話をしたいと思います。ぼくの友人には、塾の講師や家庭教師がたくさんいます。特に家庭教師は、これからが、不謹慎な表現か…

しろばんば

シイタケ こうへき、です。 井上靖先生の「しろばんば」を出したS中学の問題に触れたいと思います。「しろばんば」は、ぼくの大好きな作品のうちの一つです。このあと「夏草冬濤」、「北の海」と続く、井上先生の自伝的小説です。いつもは、作者に対して「さ…

青空 こんな時、だからこそ! こうへき、です。 仕事が忙しく、久しぶりに投稿します。 今回、子どもたちを教えて感じることを書きます。コロナ禍の状態が続き、教え子たちに疲れが見えます。昨年から続いているので学校も満足に通えていません。遠足がなく…

洋館の人達

霊峰富士 こうへき、です。 仕事が立て込んでいました。久しぶりに投稿します。今回は、竹西寛子さんの「洋館の人達」が出題されたK中学の入試問題を見てみたいと思います。この作品を選んだ理由ですが、竹西文学について改めて考えてみたくなったからです。…

中学受験生にとっての9月以降とは

受験スケジュール こうへき、です。 新型コロナウィルスが一向に終息しません。とはいえ、2022年の中学受験は少しずつ近づいてきています。夏期講習も終盤を迎えています。受験生たちが健康のままで試験を迎えてくれることを祈るばかりです。今回は、受験生…

国語の中学入試問題は進化している?

テキストの山 こうへき、です。 最近、教え子たちといろいろな国語の問題を解いています。以前と異なる問題を見かけます。今回は、その傾向について話してみたいと思います。もちろんその原因は、大学の入試改革に関連していることはいうまでもありませんが…

鼓くらべ

お城 こうへき、です。 今回は、山本周五郎の「鼓くらべ」が出題されたS学園の問題を取り上げます。あまりにも有名な物語ですが、子どもたちが時代小説に出会ったときにどう対処するのだろうということも合わせて考えてみたいと思って選びました。子どもたち…

「私の生涯」サリバン先生

点字ブロック こうへき、です。 おなじみのヘレンケラーの「『私の生涯』サリバン先生」が出題されたS中の過去問について見ていきたいと思います。なぜこの問題を選んだかと言いますと、サリバン先生がヘレンケラーに言葉を教えている様子が、そんないいもの…

新たなステージを迎えるにあたって

勉強に悩む子ども こうへき、です。 明日から8月です。中学受験生、特に受験学年の6年生において、新たな展開に入っていきます。どうしてそういえるかということを考えていきます。ということで、今回は6年生を中心に考えてみたいと思います。 中学入試は、…

夏期講習で、息切れはしていませんか?

お母さんと息子 こうへき、です。 今回は、塾に通っている子どもたちの夏期講習について説明します。なぜ、夏期講習について説明するのかというと、教え子のお母さんからこんな相談を受けたからです。塾の四科目の復習、宿題、漢字、計算練習で朝から晩まで…

ユキコボシ

ハクサンフウロ こうへき、です。 今回は、今江祥智さんの戦争童話の「ユキコボシ」を出題したT中の問題を考えてみたいと思います。戦争に翻弄された人々の切ない物語が上手に描かれている作品です。赤本の中から見つけました。終戦記念日も近いことですし、…

二番目の悪者

ライオン こうへき、です。 今回は、林木林(はやしきりん)さんの「二番目の悪者」が出題されたS中の過去問に着目したいと思います。物語の展開が面白いだけでなく、日本の社会を皮肉っているようで改めて考えさせられる内容だったからです。自戒を含めて、…

なんで国語の勉強なんかするんですか?

本を読む子 こうへき、です。 これまで昼間は学校で、夕方は塾や家庭教師で国語を教えてきました。その時々ですが、上に挙げた質問をされることがありました。子どもたちの質問に考え、悩みながら、でも、真面目に答えてきました。子どもたちも、自分たちが…

トンボをつかむ男の子 子どもの心に宿るもの こうへき、です。 今回は「子どもの心に宿るもの」というテーマで考えてみたいと思います。中学受験に長い間携わってきて、不思議に思うことがたくさんありました。でも、その前に子どものことを考えると、頭に浮…

創作力トレーニング

創作 家庭教師のタツジン28号です。 今回は、原和久さんの「創作力トレーニング」を出題したS中学の問題を見ていきたいと思います。筆者は、アメリカで子どもたちを対象に日本語を教える機会に恵まれました。そのような機会に現地の子どもたちが、どのように…

木工少女

伐採されたスギ 家庭教師のタツジン28号です。 今回は、濱野京子さんの「木工少女」を出題したT中学校の過去問を取り上げます。子どもたちに国語を教えてずいぶんになりますが、ときどき何のために教えているのだろうと、ふと立ち止まって考えることがありま…

夕空晴れて

野球少年 家庭教師のタツジン28号です。 今回は、伊集院静さんの「夕空晴れて」が出題されたS中学の過去問を見ていきたいと思います。伊集院さんの作品は中学入試でも定番ですが、この「夕空晴れて」は、ずいぶん人気がありました。その魅力について考えてみ…

昨夜のカレー、明日のパン

カレーライス 家庭教師のタツジン28号です 今回は、木皿泉さんの「昨夜のカレー、明日のパン」に所収されている「一樹」が出題されたS中学の問題に着目しました。高校生のときに母親と死に別れた息子の気持ちを上手に描いているのが新鮮でした。 【あらすじ】…

おとなになるってどんなこと

未来を想像する女子高生 家庭教師のタツジン28号です。 今回は、吉本ばななさんの「おとなになるってどんなこと」を出題した中学校の入試問題を取り上げてみたいと思います。中学生の「私」が周りに対して気遣いができる、大人になっていくことを描いている…

ムーミン谷の仲間たち

泣いている男の子 家庭教師のタツジン28号です。 今回は、フィンランドの小説「ムーミン」が出題されたT中の問題を取り上げてみたいと思います。「ムーミン」は、一見童話のようにも読めますが、どうしてなかなか奥深いテーマを取り上げていることも少なくあ…

感傷コンパス

短冊と男の子 家庭教師のタツジン28号です。 今回は、多島斗志之さんの「感傷コンパス」が出題されたT中の問題について考えてみたいと思います。大人にもいろいろな事情があるように、子どもたちも同じくらい事情があるのは当たり前です。その複雑な事情に翻…

努力すれば報われる?そうじゃないだろう。報われるまで努力するんだ。

サッカー競技 家庭教師のタツジン28号です。 この言葉は、みなさんもご存知だと思います。サッカー界のレジェンド、メッシの言葉ですね。今回、この言葉を取り上げたのは、中学受験にも通じるよなぁ、と思わされることがたくさんあるからです。 まず、結論を…

世界の果てのこどもたち

炎 家庭教師のタツジン28号です。 今回は、中脇初枝さんの「世界の果てのこどもたち」が出題されたK中の問題に着目したいと思います。その理由は、第二次世界大戦によって翻弄される子どもの心を、上手に表現しているなと思ったからです。ぼくは、思います。…

ダリアの笑顔

育児日誌 家庭教師のタツジン28号です。 今回は、椰月美智子さんの「ダリアの笑顔」を取り上げます。椰月さんの作品は中学入試にも使われ、「しずかな日々」は一時期入試問題として流行りました。ぼくも、楽しんで子どもたちに解説してきました。それで選ん…

おうちでできる、記述練習

ノート 家庭教師のタツジン28号です。 今回は、家でも出来る記述練習を取り上げてみたいと思います。その理由は、子どもたちが記述問題に手こずっている姿を日々見るので、同じように苦労しているご家庭がきっとあるのだろうと思ったからです。選択肢問題と…

東京タワー

貧困 家庭教師のタツジン28号です。 今回は、リリーフランキーの「東京タワー、オカンとボクと、時々、オトン」が出題されたM中の問題を見ていきます。モノが巷にあふれ、自分意識が強い現代とは異なり、およそ50年前の様子とその時代に流れていた人々の意識…

再び、選択肢問題!

選択肢問題をご家庭で考える 家庭教師のタツジン28号です。 中学校の過去問をみなさんにご紹介しつつ、学校側が受験生に求めていることを探究しています。受験生に教えるだけでなく、自分でも過去問をたくさん分析することで、見えてくるものがあるだろうと…

炎 家庭教師のタツジン28号です。 今回は、戦争をテーマにした角川文庫の「いまを生きるための教室」を出題したT中の問題を見ていきます。著名な方々が書かれた本で、以下の話は映画監督の大林信彦氏が書いた文章です。映画監督ならではの鋭い視点で反戦平和…

さがしもの

祖母と孫 家庭教師のタツジン28号です。 今回は、角田光代さんの「さがしもの」が出題されたT中の問題を考えてみたいと思います。その理由ですが、病気で余命いくばくもない祖母と孫の葛藤を上手に描いている物語が面白かったからです。家族の関係性がテーマ…

13歳のハードワーク

夢を持った子ども 家庭教師のタツジン28号です。 今回は、小田島隆さんの「13歳のハードワーク」が出題されたK中の過去問に着目したいと思います。これを選んだ理由ですが、「夢を持つことの意味」を鋭く指摘しているのが、ぼくにとって新鮮で、改めてそう…