家庭教師の選び方

家庭教師のタンジン28号です。

 

f:id:katekyox:20210405115331j:plain

家庭教師

今回は家庭教師の選び方について説明します。

 

 多くのご家庭が、家庭教師紹介所(家庭教師センター)を通じて家庭教師を派遣してもらうのが一般的です。ですから、ここではそのセンターとそこからやってきた先生の選び方について説明します。

 

どこか良いセンターはありませんか、という質問をよく受けます。事務上の手続き方法や値段などが会社によって異なりますが、登録している講師の質には違いはありません。なぜなら、多くの家庭教師が、複数のセンターに登録しているからです。センターは登録講師に定期的に仕事を回さなければならず、人気講師は紹介される回数は多いですが、それでも限界はあります。そのため、多くの講師が複数の家庭教師センターと契約を結んでおります。

 

 さて、センターから家庭教師がやってきました。当人は紹介状を差し出し、自己紹介します。でも、その先生をどのように判断してよいか分かりません。プロフィールの紹介状一枚読んでもすぐには納得できません。センターの営業担当から話を聞き、もちろん模擬授業はやってもらいますが、決定的な判断はしにくいものです。特に算数などは判断がつきにくいです。通っている塾の先生と同じ解法テクニックを使ってくれたならば良いのですが、違う解き方で説明されて頭がこんがらがってしまう子どももいます。

 

 しょうがなく、では、とりあえずお願いしてみましょうか、というのが一般的ではないでしょうか。そんな経験はありませんか。お願いしているうちに時間だけが経ってしまったということも、よく聞く話です。出来るならば、初めに家庭教師の力量を見極められるにこしたことはありません。

 

では、どう判断するか。

 

 まずは身だしなみを見てみましょう。家庭教師とは関係ないように思われるかもしれませんが、意外とその人物像を表しています。ぼくの周りにいる家庭教師からも判断できます。凄腕の人は、身だしなみにもスキがありません。と言っても、ブランド物のスーツでビシッと着こなしているというわけではありません。清潔な身なりをして、匂いの強い香水をつけたり、体臭や口臭がきつかったりしないという程度で十分です。

 

 人様のご家庭に行くのに靴下が臭かったり、口臭や体臭のケアを怠ったり、爪をだらしなくのばしていたりする家庭教師もいます。相手の立場に対する想像力が働いていない証拠です。指導も身勝手で自分の考えが正しいと思い込んでいる横暴なタイプにこのような気配りが出来ない人がいます。狭い世界で生きてきたがために、一般の社会通念から外れてしまっているのです。

 

 塾に詳しいかどうかも大切な判断材料です。家庭教師だけで受験に臨むご家庭は少ないはずです。多くは、塾のサポートをするのが家庭教師の役割です。ぼくが家庭教師をやるときは、塾の特色を説明し、塾が不得意としている内容について詳しく指導しなければなりません。また、カリキュラムをすべてこなす必要がなく、優先順位を示してそこから手をつけなければなりません。

 

 保護者の皆様は、塾に言われたことをみなこなさなければならないと思っています。でも、子どもたちはスーパーマンではありません。生活必需時間、学校や塾などに拘束される時間、自由時間の三つがありますが、その合間に家庭教師をやらせてもらうわけですから、最低限の時間で最大限の効果が出るような指導をしなければなりません。

 そのためには、塾がどのような指導をしているのか、足りないところは何か、何を補強しなければならないのか、生徒の問題点はどのようなところにあるのか、ということを的確に判断して指導しなければならないのです。

 

 中学受験の問題に詳しいかどうかということも大事です。

以前、こんなことがありました。ある塾のテキストが膨大な量で、それを家でこなさなければならず、家族中でてんてこまいになっておりました。先ほども言いましたが、子どもたちにも普段の生活があります。すべてこなすためには、学校を休まなければなりません。ご両親も疲弊しておりました。

 

 続きは次回にします。