語句の勉強の仕方

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勉強する子ども

家庭教師のテツジン28号です。

 

今回は、語句の勉強の仕方について考えてみたいと思います。

 

 なぜ、語句について説明するのか。それは、国語の勉強方法が分からない子どもたちが、漢字の書きとりや語句の意味調べに時間をかけることがあるからです。ご家庭によっては、お母さんが語句にこだわり、時間をかけることもあります。語句に時間をかけることが悪いわけではありません。でも、他にやるべきこと、つまり、優先順位を考えますと、それほど語句に時間をかけるわけにはいきません。

 

 以前、こんなことがありました。大手塾に勤めていたときの話です。大手塾には自習室のようなものがあるのが一般的です。自分が担当する5年生の男の子が授業前に、今日は、自習室で2時間も勉強したんだよと嬉しそうに報告してくれました。その内容を見せてもらうと、漢字書き取りノートに漢字がたくさん書かれていました。確かに漢字の書き取りも勉強です。ただ、時間を使えば良いというものではありません。がんばったね、とは言いましたが、次から漢字は10分~11分程度にして、今日やる回の文章を丁寧に読んで分からない意味を調べたり、どのような話なのか考えたりしてみてねとアドバイスをしました。

 

 では、どのように。毎日のように漢字の書き取りをすることは大事です。ただし、10字から20字くらいで構いません。一つひとつ辞書で意味を調べてノートに丁寧に書く必要もありません。繰り返しになりますが、意味調べが無意味というわけではありません。ただし、勉強しなければならないのは国語だけではなく、他の科目もあります。それも毎週新しい単元に移ります。そう考えると、ゆっくり語句に時間を使うことができないということになります。

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授業を受ける子ども

 

 漢字は繰り返し練習しないと忘れていくものです。ですから、短い時間で漢字練習しながら、繰り返しやらなければなりません。分からない漢字については解答を見ても構いませんが、漢字を文章の流れで意味が分かり、書けなければなりません。何よりボキャブラリーを増やし、読解力を身につけるために利用しなければなりません。

 

 少ない時間で構いませんので入試直前まで繰り返し漢字練習をするべきです。同じテキストで繰り返し勉強をすること、入試に出る漢字の書き取りのために勉強すること、読解力をつけるためにボキャブラリーを増やすことなどをトータルで考えて漢字の書き取りをやって下さい。

 

 他の文法事項や、慣用句、ことわざなどもそれほど時間を使う必要はありません。ただし、繰り返しやらなければなりません。テキストには文法事項も含まれておりますが、今、入試にはほとんど出てきません。だから、やらなければいかないという訳ではありませんが、神経質になるべき必要はないということです。

 

今回は、このくらいにしておきます。