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勉強

漢字の書き取りについて

 

家庭教師のタツジン28号です。

 

今回は、漢字の書き取りについて説明します。なぜ、このようなことを説明するのかというと、塾や家庭教師先でムダと言っては失礼ですが、時間の使い方が間違っているのではないかと思える例を見かけるからです。

 

まず、低学年に見られる例です。漢字の書き取りは、塾や家庭教師の指導時間にはやりません。指導時間のときに多少書き順などで説明することはありますが、基本的には家庭学習でやるべきことです。毎週、新しい漢字を学習するわけですから、知らない漢字がほとんどです。基本的なスタイルとしては、解答を見て写すように言います。

ただ、答えを丸写しするのではなく、文脈を確認してから写すように言います。ノートに書き込む場合も、3回程度書いて覚えるくらいにして下さいと言います。各漢字をノートに一行ずつ書くどころか、漢字だけでなく丁寧に辞書で意味まで調べてノートに写して書いてくる生徒がいます。エライねと言いたいところですが、辞書の内容を写しているだけの子が多いです。辞書の意味を書くことは悪いわけではありません。ただ、毎週、膨大な知識を詰め込まなければならず、優先順位的な意味で考えますと、かなり効率が悪いです。たくさんの文章を読みこなすうちに文脈で理解し、難解な意味だけ調べて下さいとお願いします。

また、大学入試のように英単語を何千字覚えなければならない、というほど中学受験で漢字を覚えなければならないわけではありません。熟語は、一つの漢字の組み合わせです。ですから、たくさんあるように見えて実はそれほど多くありません。子どもたちは覚えるのも早いですが、忘れるのも早いです。ですから繰り返し書かせることで身体に覚え込ませるつもりで書いてもらうのが一番です。

練習した後、テスト形式で覚えるのも一つの方法です。そこまではいいのですが、ご家庭によっては、お母さんが〇つけをして漢字まで書いてしまう場合があります。それでは意味がありません。どの漢字を覚えて、どの漢字が分からないのか。自分が納得して覚えていかなければなりません。漢字練習は、同時に勉強のパターンを学ぶ機会だとぼくは思っています。

少し説明が長くなります。テストで漢字を間違えて気にしない子がいます。そのとき、ぼくは毎回言います。間違えた漢字を今覚えなくて、いつ覚えるの、と。これは漢字練習だけに限りません。間違えた問題を気にしないといつまでも伸びません。繰り返し同じことを言いますが、子どもたちはいろいろなことが未経験です。勉強方法が分からないのだと。だから、間違えたことに対して、もっとこだわりをもちなさいと説明します。分かったらなんでもないことですが、忍耐は必要です。間違えたことをすぐ確認して短時間で仕上げてしまう生徒は勉強時間が短くなります。極端な例ですが、O蔭に受かった生徒は、自分がどのように

勉強すれば良いか、すべて理解していました。天才肌ですね。

高学年でも、漢字練習ばかりする生徒がいます。漢字練習する時間も勉強時間ですが、国語でいうなら読解力を身に付けなければなりません。昔に比べて中学入試で語句が出題される頻度が減っています。古い過去問を見れば一目瞭然です。10年をさかのぼって変わらない学校は少ないです。男女の御三家レベルくらいでしょうか。今は、テーマ性のある物語の長文が出てきます。だから物語文でも、説明文でも、とにかく文章を繰り返し読んで読解力をつけなければなりません。

 

結論

①語句にムダな時間を費やしてはいけない。必要最低限に抑えるべきである。

②漢字練習は、勉強のスタイルを学習する入り口である。

③国語は、とにかく読解力を養うために使わなければならない。繰り返し文章を読むべし。

 #中学受験 #読解力 #語句の勉強の効率化